2022年3月。いよいよ岩手でもサクラマスが解禁になりました。三陸大船渡でサクラマスジギングに挑戦しました!
ここでは使用したジグやタックル情報を発信します。
目次
三陸岩手では3月1日が解禁日
青森県では1月下旬から連れ始め、2月に最盛期を迎えるサクラマスジギング。岩手県は3月1日に解禁日を迎え、多くの遊漁船がターゲットとします。
サクラマスの生態についてはコチラを参考に。
今回は、シーズン序盤。釣果の期待は薄いですが、待ちきれず海に出ました。
お世話になったのは、小石浜漁港の漁富丸さんです。
タックル情報
【ロッド】柔らかめで軽いロッドが扱いやすい
ジギングでは乗船中のおよそ6時間にわたり、ジギングアクションをしなければなりません。
そのため、ロッドはできるだけ軽量で扱いやすいサイズがおすすめです。また、穂先の柔軟性も大切です。それは、サクラマスが捕食がヘタで、口が柔らかいのが特徴だからです。
今回使用したロッドは、シマノ(SHIMANO) ベイトロッド グラップラー ライトジギングシリーズ ジギング B631 6.3フィート。軽く扱いやすいロッドです。
【リール】カウンター付きだとタナの調整が容易に
サクラマスは中層を回遊しているため、タナ取りが重要です。
海底付近はタラが生息しているため、海底から10mは避けます。底付近でジグをアクションすると、タラが反応することがあります。タラが底から上がってくるとマスが逃げてしまうため、タラを避けてジグをアクションさせます。
反対にサクラマスは、水深15mぐらいまで上昇していることもあります。
つまり海底10mを避けて、水深15mまでの中から回遊しているタナを探ります。船頭によっては、魚群探知機でタナを指示することもあります。どちらにしても、自分のジグの位置を把握することが重要です。
ジグの水深を知る方法は3つあります。
①着底までの時間で割り出す。
船頭からの指示などで、水深が分かっている場合の方法です。水深が50mの場合、ジグの着底が25秒であったら20秒で40mに、5秒で10mになります。しかし、この方法ではおおよその距離しか把握できません。
②ラインのカラーを使う。
PEラインは距離ごとにマークが施されています。多くは1m刻みのマーカーと、10mごとの色分けです。ラインの高切れなどで、スタートのマークが変わっていれば注意が必要です。
③カウンター付きのリールを使用する。
電動リールにはカウンターが付いていますが、ライトジギングには電動リールは使用しません。そのため、カウンター機能のみが付いたリールを使用しましょう。購入時の調整が手間ですが、ラインの長さがデジタル表示されるのでとても便利です。
【ライン・リーダー】意外な外道に負けない強度で
ラインはPE0.8~1.2号、リーダーはフロロカーボンの3~4号(12~16lb)が目安です。
サクラマスに見切られないように細めのラインを使用したいところですが、タラやソイが当たる場合があります。タラやソイで不安のない、0.8号以上が安心です。
【ジグ】タイプ別3種類をローテーション
今回使用したジグは3種類。その日の状況によって、どのジグの釣果がいいか予測が付きません。(・・・というか予測がつくほど経験がありません。)
ということで、タイプ別にローテーションにしてみました。
①メジャークラフト メタルジグ ジグパラバーチカルライブベイトカラー 120g
紫外線によりボディー側面に隠された小魚マークが出現し、ケイムラ仕様の光る小魚とジグパラ波動のダブル効果により、サクラマスを誘い出します。
②シマノ(SHIMANO) メタルジグ オシア スティンガーバタフライ ぺブルスティック ナゴナゴ100g
スローからハイピッチまで幅広く対応する、動き控えめのナチュラルなスティックジグです。軽いジャークで素早く横を向くスライドと、その後のフリーズアクションが特徴です。過剰なフォールアクションを抑え、捕食が苦手なサクラマスでも食いつきやすくなっています。
③メジャークラフト メタルジグ ジグパラバーチカルロングスロー レッドゴールド 120g
軽い力でシャクれ、簡単にスライドアクションからの水平フォールに持ち込める最適なバランス、アングラーの意図のままに水平フォールが持続できる独自の断面形状による反転流フォールが特徴です。
早々にマスを拝めましたが・・・
小石浜漁港を出港して、北上することおよそ30分。多くのお漁船が集まるポイントで、本日の釣りがスタートです。
しかしこの日はアタリが薄く、開始して1時間は無反応でした。
ようやくサクラマスのアタリがありましたが、釣り上げたのはお隣さんでした。今シーズン初のサクラマスを拝めましたが、自分ではなく悔しいスタートとなりました。
海底付近にはタラが待ち構えています
なかなかアタリもなく、時間ばかりが過ぎていきます。
タラが来る危険性はありますが、もう少し広いレンジを探ってみました。すると、案の定タラがヒットしました。まわりもバタバタとタラが上がり、タラの群にもあたった模様です。
ですが坊主も覚悟していたこともあり、生命反応を感じられ少し安心でした。
雨に当たりながらも釣果は・・・
後半11時ごろになると雨も降ってきました。
しかしその後も、他の人にはサクラマスが上がりましたが、私はタラが上がったのみでした。
残念ながらサクラマスのシーズンインは、サクラマス坊主となりました。
船頭さんからのお土産も!
釣りも終わり、漁港への帰り道。船頭さんからお土産を頂きました。
養殖棚に船を着け、取り上げたのは「ホヤ」でした。とてもいいサイズで、美味しく頂きました。
釣行動画
今回の釣行をYouTube動画にしました。
もしよかったらチャンネル登録もお願いします!
コメント