2021年11月。
初めての青物ジギングに挑戦しました。
ワラサまではゲストで釣り上げたことがありますが、ブリサイズはまだありません。 結果はどうなったでしょうか・・・。
目次
三陸の青物ジギング
ジギングの中には、「ショア」「オフショア」という単語が出てきます。ショアとは「岸」という意味であり、「ショアジギング」は岸からのジギングです。「オフショアジギング」とは、「非岸」つまり、船からのジギングのことを言います。
東北のターゲット
東北の青物のターゲットは主に、青森、日本海側、三陸に分けられます。
青森県で釣れる青物は、サクラマス、ブリ、ワラサ、サワラ、ヒラマサ、マグロなどです。やはり、サクラマスとマグロが釣れることが特徴的な地域です。
日本海側の青森、秋田、山形でのターゲットは、ワラサ、ブリ、ヒラマサ、マグロなどです。サクラマスはあまり回ってきませんが、なんといっても青物の宝庫日本海。マグロやブリなどの魚影が濃いエリアです。
三陸でのターゲット
三陸は北部と南部で多少ターゲットが異なります。
北部ではサクラマスがよく上がり、その他に、ブリ、ワラサなどが釣れます。南部ではサクラマスが下って来ないが、ブリ、ワラサ、サワラがターゲットになります。
今回訪れたの大船渡市は、三陸では真ん中あたりに位置します。ブリなどのハイシーズンは、10月から11月頃にかけてになります。
同じジギングのサクラマスの記事はコチラ。
タックル情報
ロッド
使用するロッドの選び方の一つに、使用するジグの重さと、釣る魚の重さが大きく関わってきます。
今回のターゲットは、最大10㎏のブリ(大体ワラサですが・・)です。水深150m前後なので、使用するジグは150g~200gです。この重さに耐えられるジギングロッドを選びます。
今回はエントリーモデルとして、ジャッカルのロッドを使いました。
リール
使用したラインがPE3号を300mでしたので、リールは5000番台以上が選択肢になります。
今回はコスパの優れている、シマノのセドナシリーズから選びました。
ジグ
ジグは150g~200gでタイプの異なる数本を準備しました。中でも比較的安価なジャッカルのシリーズから揃えてみました。
ワラサやブリは、イワシやメロウド(イカナゴ)を捕食しているので、ジグもセミロングやロングのタイプを基準にします。
釣り方
ジギングの基本的な釣り方は、攻めるレンジの下から上までアクションさせながらの巻き上げです。
この時期のブリやワラサは、底付近を回遊していることが多いです。そのため、攻めるレンジは底から30mの付近になります。
一旦海底までジグを落とし、シャクリながら30m程上げ、再度底まで落し同じことを繰り返します。
基本はワンピッチジャーク
アクションにも様々ですが、基本はワンピッチジャークです。
1巻き(ワンピッチ)につき、1しゃくり(ジャーク)がワンピックジャークというアクション方法です。
その他にもその場でシャクリ続けたり、ただ巻きのように早く巻き上げたりなど様々なアクションがあります。しかし釣果が高いのは、ワンピッチジャークがほとんどです。ほかのアクションは、飽きて集中力が低下した時などにする程度です。
ワンピッチジャークを基本軸に、変化を付けたいときにほかのアクションを取り入れるのもいいと思います。
ブリには届かなかったが・・・
今回の釣行では残念ながらブリサイズには届きませんでした。
しかし、なんとかワラサを釣り上げました!
青物特有の強烈な引きは最高でしたね。
ロッドが90度以上曲がり、ワラサが走るほどにドラグがジリジリなります。PEラインとリーダーは解けないか、バレないかと心配しながら魚との格闘です。また逃げようと横に走るので、ほかの乗客とオマツリにならないかなど、とても気が気ではありません。
青物は、そのファイトから釣れた時に体温が上昇しています。持って帰るにはしっかり冷やすと鮮度良く持ち帰られます。
クーラーボックスに入れる氷についてはコチラ。
釣果動画
別日の釣行
おわりに
今回はワラサの1本どまりでしたが、強烈な引きを体験できました。
ブリには届きませんでしたが、とても脂が乗っていて刺身で食べると美味でした。
でもやはり、もう少し本数が上がれば良かったかなという気持ちです。
再度チャレンジしたいと思います。
コメント
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