大船渡での冬のカレイ釣り。
ナメタガレイを狙って船に乗ったところ、思わぬ外道がヒットしました。
それが「アナゴ」です!
・カレイ釣りでアナゴは釣れるの?
・どんな条件で混じる?
・仕掛けは変えた方がいい?
この記事では、大船渡沖での実釣体験をもとに、
カレイ釣りでアナゴが釣れた状況・理由・対処法を詳しく解説します。
目次
冬の三陸・大船渡で狙うカレイ釣り(ナメタガレイ)
冬の三陸といえば、釣り人にとっては少しハードルが高い季節です。
しかしその一方で、この時期ならではの「ご褒美的な魚」が狙えるのも事実。
その代表格が ナメタガレイ。
岩手県沿岸では年越しの縁起物としても知られ、冬になると一気に注目度が上がります。
冬の三陸の釣りは、ターゲットが豊富です。白子の入った「タラ」や、煮つけが美味しい「沖メバル」、そして岩手県や宮城県では年越しの縁起物でもある「ナメタガレイ」です。
カレイは、「家例」と字を当てその入れに代々伝わるしきたり、として食される。さらにこの時期のナメタガレイは、卵がたくさん入っていて子孫繁栄にも通じる縁起物。なにより煮つけにすると絶品です。
しかし、岩手県でナメタガレイがよく釣れる「旬」は、2月ごろです。年越し前の12月は釣れる数が少なく、スーパーでの販売価格も1匹5,000円と高騰します。そのため、たとえ釣れる可能性が低くても年末の釣り収めとして、ナメタガレイを求めて海に出るのです。
今回は、そんな冬の大船渡でカレイ釣りに挑戦し、
予想外のゲストに出会った釣行記です。
【ナメタガレイ!】縁起物を釣って年を越せるか!アイナメも大漁!
今回の釣行条件(時期・場所・タックル)
- 釣行時期:1月上旬
- エリア:岩手県 大船渡沖
- 釣り方:船カレイ釣り
- 水深:20〜40m前後
タックルは一般的な船カレイ用。
特別な装備は使わず、市販仕掛け+イソメというオーソドックスな構成です。
冬の三陸は天候が荒れやすいため、
この日は「無理をしない・短時間勝負」が前提でした。
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ナメタガレイの基本情報と冬に釣れる理由
ナメタガレイは、卵をたっぷり抱えた冬が最盛期。
この卵が黄金色に見えることから、
- 商売繁盛
- 子孫繁栄
といった縁起の良い魚として親しまれています。
岩手沿岸では 12月〜2月 が主なシーズン。
特に1〜2月は身も卵も充実し、味のピークを迎えます。

大船渡のカレイ釣りの仕掛けと釣り方
仕掛け
- 胴突き仕掛け(カレイ用)
- ハリスはやや長め
- 針数は少なめがトラブル回避のコツ
- 派手な仕掛けよりも シンプルで底を安定して取れる構成が有利です。
今回の大船渡では、養殖棚への掛かり釣りのため、カレイと同様の片テンビンを使用します。ナメタガレイはゆっくりエサを食べ、その場からあまり動かない「居食い」をする魚です。そのためにハリスは長めに取ります。あとは潮の流れを見ながら調節します。
エサをもぐもぐと居食いをするため、3本くらいのイソメを房掛けにします。あまり長くなりすぎないように、長い部分は切って付けます。
誘い方
誘い方は、基本的にカレイ釣りと同じです。底を錘でトントンと叩くように「底を小突き」誘い出します。
強く動かしすぎず、ゆっくり・小さくを意識します。
活性が低いときは、
仕掛けを少し動かしてから 止めの時間を長めに取るのが効果的でした。
活性がよく食いつきがいい時は、誘いの小突きも大きくても食いつきます。食いが悪いときに大きく上下に動かすと、飲み込んでくれず針に掛かりません。そんなときは、錘をゴロゴロ動かすように小さく誘ってみるのも手段の内です。
※初心者向け注意点
・底を取り直さないと根掛かりしやすい
・アタリが小さいので早合わせは禁物
・冬場は防寒と滑り止め必須
実釣レポート|まさかの外道「アナゴ」登場
釣行序盤は静かな時間が続きました。
まずはアイナメです。ロックフィッシュなどの釣り魚としても好ターゲットです。この時期のアイナメは脂がとてものっており、焼いても煮ても、もちろん刺身でもおいしく食べられます。堤防で釣れるような2、30㎝のサイズではなく、大きくなれば60㎝にもなり釣り甲斐もあります。
ナメタ以外のカレイも多数釣れます。肉厚でタラコ唇が特徴の「マコガレイ」、底から数m以上上まで泳いでくる「ヒガレイ(ムシガレイ)」です。どちらもおいしい魚たちです。
底取りを繰り返し、アタリを待つ展開
そんな中、
「モゾッ」とした違和感。
カレイ特有の重みとは違う、
じわっとした引き。
上がってきたのは――
アナゴ。
冬のカレイ釣りでアナゴが釣れるとは、正直予想外でした。
なぜカレイ釣りでアナゴが釣れたのか?
大船渡周辺は、砂泥底と岩場が混在するポイントが多く、アナゴにとって非常に適した環境です。
特に夜間や濁りが入ったタイミングでは、アナゴが底付近を活発に回遊します。
今回はカレイ狙いで、底を丁寧に探る釣りをしていたため、結果的にアナゴの回遊レンジと仕掛けが重なったと考えられます。
理由はシンプルで、次の条件が揃っていました。
- ・カレイもアナゴも同じ底付近を回遊する
- ・エサに使ったイソメはアナゴの好物
- ・アナゴは夜行性だが、濁りや暗さがあれば日中でも活性が上がる
- ・冬の三陸は水温が低く、外敵が少ないためアナゴが動きやすい
さらにこの日は、潮が緩むタイミングと重なっており、底をじっくり探るカレイ仕掛けにアナゴが食ってくる条件としては十分でした。
つまり、
「狙いはカレイ、でも条件はアナゴ向き」
という状況だったわけです。
釣れた魚の美味しい食べ方(ナメタ・アナゴ)
ナメタガレイ
- 煮付けが定番
- 卵の旨味が段違い
- 冬の食卓の主役

アナゴ
- 白焼き
- 天ぷら
- 煮アナゴ
脂の乗った冬アナゴは、
正直ウナギに負けない美味しさです。

まとめ|冬の大船渡カレイ釣りは「一発逆転」がある
冬の大船渡でのカレイ釣りは、
決して数釣りが期待できる釣りではありません。
しかし、
- ナメタガレイという価値ある一枚
- 思いがけない外道
- 食卓まで楽しめる満足感
これらが揃った、ロマンのある釣りです。
「寒いから…」と敬遠せず、
ぜひ一度チャレンジしてみてください。
今回のビッグゲスト
そして、今回釣れたのが「アナゴ」です。雨の後や夜明けなど、水中が暗い状態で稀に釣れることがあります。
アナゴは夏の堤防のターゲットにもなりますが、太さは手で掴むと指が回るくらいだと思います。しかし三陸のアナゴは、とても大きく”腕回り”くらいの太さがあります。引きも力強く、あの長い体形からは想像できないようなパワーです。
なにより味が最高です。脂が乗って太くなったアナゴの味は、ウナギにも負けないおいしさです。おすすめの食べ方は、白焼きにワサビです。
最後に
今回はナメタガレイの釣り方と、ゲストのアナゴについて紹介しました。
結論から言うと、
冬の大船渡でのカレイ釣りは「ナメタガレイ狙いでも十分成立し、条件が揃えばアナゴという嬉しい外道も期待できる釣り」でした。
動画も載せますので、よかったらご覧ください。
アナゴは、船釣りのターゲットとしても面白いです。今後、アナゴ釣りに行くことがあったら、動画付きで報告します!


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